ダラダラ大学生の日常

大学生の日常。

洗い残しはありませんか?

美容室ではシャンプーをするときに布を被せて顔が見えないようにしてくれる。それがないと恥ずかしくて照れてしまうから誠に有り難い。布一枚のおかげで気持ちよくシャンプーに望めるのだ。素晴らしい。

しかし、困ることがある。シャンプーのときに必ず聞かれるこの質問。「洗い残したところはありませんか?」。

僕は洗い残されたと思ったことがないし、そもそも美容師側は視覚という洗い残しを最も発見できる感覚器官を使っているので相手に完全に委ねている。だから、いつも「はい、大丈夫です」と言う。

そこまではいいのだが、その時の声のボリュームはどれほど出せばいいのだろうか。いつも色々なボリュームで言ってはみるものの「これだ!」という感触を掴めない。言葉へのレスポンスはボリュームが大きければ被せるように言ってくるし、小さければ探るように遅くなるし。だからこそしっくりくる感覚を掴みたくて調整をしてみるのだ。

気になっちゃうから。